為何日幣持續升值？
円高が急進している。０７年６月には月の平均値で１ドル１２３円を記録した為替相場は、現在（11月20日）ついに１ドル９５円まで円高が進んだ。
日幣升值走勢急速進展中。2007年6月1美元兌換123日幣的日幣匯率月平均值，現在（11月20日）日圓匯率已升至1美元兌換95日幣的價格。
輸出大国である日本では、円高進行を受けて利益が縮小し上場企業の決算では下方修正が続出している。こうした円高の原因はなんだろうか？G-Searchの新聞・雑誌記事横断検索で調べてみた。
日本為輸出大國，受到日圓走高影響，股票上市企業獲益縮減，不斷下修年度決算數字。為何日圓這段期間不停升值，以下將就報紙、雜誌報導作橫向綜合調查分析。
金融危機で傷を受けていない日本の評価が高まる
日本未受金融危機波及，評價升高
円高の原因には様々な見解がある。その中の一つとして、サブプライムローンを発端とする金融危機で、欧米各国に比べて日本が大きな傷を負っていない事から、日本の評価が相対的に高まったとする見解がある。
目前對於日圓走高原因見解各異。其一為美國次級房貸引發的金融危機，與災情慘重的歐美各國相比，日本所受負面影響相對較小，也因此全球對日本的評價相對提高。
バブル崩壊後の日本銀行の保守的な資金運用が、結果として今回の金融危機に際して欧米と比べると相対的に強いと見られているようだ。また、日本は国債発行額は多いものも対外債務は少なく、外貨準備高など財政余力も優れているとの点が、円高要因と見られている。
泡沫經濟崩壞之後，日本的銀行資金運用策略漸趨保守，也因此較歐美各國更能抵擋本次席捲全球的金融危機。另外，日本的國債發行額雖高但對外債務少，外匯存底高等財政面的優勢，也被認為是近來日圓持續走高的原因之一。
金融危機が欧州にも飛び火した現在、国際投資資金による安全な通貨への乗換対象として「円買い」が進んでいるというのだ。
金融危機目前在歐洲正如撩原之火漫延，目前，對於國際投資基金來說，轉換持有相對安全的貨幣，開始持續買進日圓。
新聞記事によると「円が世界で最も価値の高い通貨になる」と予測する国外の銀行関係者もいるようだ。
其中也有新聞報導，有外國銀行界人士預測「日圓為全世界價值最高的貨幣。」
金利格差の収縮、円キャリートレードの巻き戻し
利率差距縮小，減緩投資外幣的趨勢
もう一つには、欧米各国が大幅な利下げをする中日本との金利差が縮小し、また日本が利下げし難い環境にある事から、円を買う動きが強まったことが原因として挙げられている。
另外，因歐美各國大幅降息，縮小與日本利率之差距，再者，日本已屬不易降息的狀況，也被視為帶動買進日幣趨勢的原因之一。
日銀は超低金利が続き１０月に０・５％から０．３％に利下げを実施したが、この先は０．３％しか金利を下げようがない。一方ドルは１年で３．７５％もの金利が下げられ、日米の金利格差は５％から０．７％まで縮小している。大幅な金利差の縮小といえよう。
日銀雖於10月宣布調降利率為0.3%，亦即今後降息幅度僅剩0.3%。相對之下，美元一年的降息幅度為3.75%，日美的銀行利率差距從5%縮小至0.7%，差距大幅縮小。
これに関連するのが、円キャリートレード解消が加速しているのではという観測だ。円キャリートレードとは、低金利で調達した円資金を用いて高金利の海外に投資する取引だ。これが金利格差がなくなる事で解消が進んでいるという見方だ。
因日本與歐美各國利率差距縮小，減緩借貸日幣投資海外貨幣的趨勢。
円高はどこまで進むのか？
日幣升值終點？
まず、為替相場を予想することは無理だろう。その上で為替水準に関する「ビックマック指数」という面白い考察があった。
首先必須說明的是，或許無法預測外匯市場走向，但有一有趣的觀察方式-大麥克漢堡價格比較各國貨幣價值。
これはマクドナルドのビックマック販売価格を各国で比べ、各国の購買力平価を計算するものだ。ビックマックが、全世界でほぼ同水準で発売される事から考えられたもので、例えば、日本で２９０円で売られるビックマックは、アメリカだと３．５７＄、ヨーロッパでは３．３７ユーロだ。
因為各國麥當勞的大麥克漢堡價格是計算各國平均購買力後而決定的。「大麥克指數」就是用各國的大麥克漢堡價格，作為觀察比較各國貨幣價值的標準。比方說：日本大麥克漢堡290日幣，美國為3.57美元、歐洲則為3.37歐元。
ビックマック価格を基準に、為替を考えると１ドルは２９０円を３．５７ドルで割った８１円、１ユーロは８６円程度と考えられ、まだ円高が進むだろうという考察だ。
以大麥克漢堡價格為標準，轉換成匯率數字，1美元可兌換81日幣（290除以3.57），1歐元相當於86日幣，由此來說，目前日圓匯率或許不是最高點，還可能繼續升值。
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